• 公共工事(土木)

県道9号線大保大橋下部工工事(R4)

令和6年2月竣工

・当該工事は、やんばる国立公園内に位置する河川内に橋脚下部工を築造するものである。仮設工である鋼矢板及び鋼管杭の打設に伴い発生する濁水等の拡散を防止するため、汚濁防止膜を二重に設置し、濁度計による水質管理を行うなど周辺環境に配慮した施工を行いました。また、地域行事(キャンドルナイトフェスティバル)に積極的に参加して、地域住民とのコミュニケーションを図った事で工事に対する苦情等もなく、工事を無事に完成することが出来ました。

《自社によるICT活用工事への取組み》

・施工者希望型のICT活用工事である本工事では、起工測量として写真測量専用ソフトを活用し、ドローンで撮影した空中写真から3次元測量データの取得を行いました。また鋼矢板内の盛土や掘削、埋戻しなどの小規模土工の出来形についても、データを3次元で管理することで施工段階ごとの土量変化が把握でき、現地計測と計算時間の短縮にも繋がりました。

・出来形管理については、完成した橋脚を追尾式のトータルステーションで計測し得られた絶対座標と、発注図面を元に作成した橋脚の3次元設計データを重ねることで、正確な数値を確認することができました。

まとめ)一つ一つの過程を丁寧に行うことが新しい自信につながり、協力して進めていくことの大切さを学んだ現場でもありました。

 

施工担当:H・N

所在地沖縄県国頭郡大宜味村
発注沖縄県土木建築部 北部土木事務所
設計
施工㈱丸元建設
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